【許せん】駐車場で消火設備起動 PFOS含む泡消火剤が川に流出 東京 町田

どうも、さかもつです!

今日は私の地元でもある町田市のニュースをお届けいたします。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASRD776NPRD7UULB003.html

gooニュースより

NHKニュースで初めて知りましたが町田市内の市営の立体駐車場内の消火設備を何者かが起動して有害性が指摘されている有機フッ素化合物のPFOSを含む泡消火剤がまき散らされ、近くの川に流れ出ていたとのことです。

NHKニュースでは12/19付けのニュースでしたが上記のgooニュースでは12/3に起こった出来事だったとか。

設備的な不良があった訳ではなく消火設備を起動させるハンドルのカバーをこじ開けての起動だったようで、いたずらか何らかの意図的な行動だったようです。

防犯カメラには成人男性が設備を起動させている様子が映っているらしく町田市は被害届を出して警察に捜査をゆだねる様です。

近隣の川は町田市と相模原市を分け隔てている境川で、こちらの川は飲み水に利用はされていないものの、相模原市、大和市、横浜市、藤沢市、鎌倉市にまたがる長い川で最終的には江の島まで及び相模湾に流れ込む川なので非常に迷惑な話となってしまいました。

犯人が町田市民かは現在分かっていませんが人騒がせな事をしてくれますね。

管理事業者が清掃を行った際に雨水管から川へ流れ出たという事もあり管理事業者の対応にも注目しなければなりません。

本来であれば吸水マットのような物で消火剤を吸い取って適切に処分しなければならなかったはずですが、記事内では水で清掃を行ったように記載されていました。

これから年末年始にかけてお酒を飲む機会も増えますが、酔っぱらった勢いでおかしな行動をとる人も増えます。

今回の件が酔っ払いによる行動かは定かではありませんが、町田の繁華街近くの駐車場なので可能性も高いのではと推察します。

記事内アド

有機フッ素化合物PFOSとは

PFOSは、ペルフルオロオクタンスルホン酸(Per Fluoro Octane Sulfonicacid)の略称、PFOAは、ペルフルオロオクタン酸(Per Fluoro Octanoic Acid)の略称で、いずれもフッ素を含む有機化合物の一種で最近ではニュースなどでも多く取り上げられるようになったのが「PFAS」。

以前は多くの者に表面処理として使われてきた物質ですが人体に影響があることから世界各国で製造・使用・輸出入を禁止する動きがあります。

最後に

今回の町田市の消火剤に含まれている様なケースはおそらく日本各地で未だ残っており、この物質が川や地中に漏れ出すと簡単に分解されない事から巡り巡って人間の元に帰ってきてしまう様です。

さらに毒性が認められていて多くの身体的影響が懸念されているんですね。

何を思っての行動かは知りませんが多くの人々の身体に影響を与えかねない事であり悪意がある無しに関わらずしっかりと反省をして行政処分を受けて頂きたいと思います。

願わくば警察に確保される前に自首してほしいものです。

さらに管理事業者の方にも今一度緊急時の対応をしっかりと確認してもらい流出を防いで頂きたいと願います。

過去に人々の暮らしを支えた物質とは言え、時代が変われば結果として人間の生活に影響をもたらすことが分かってきたわけです。

こういったものを無くしていく動きは当然行われている事ですが、今も現存するものを極力使わないようにする努力と、適切に処理・処分が行われるようになって行くことを願います。

それではまた次の記事で!

 

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